コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベンゾフェノン ベンゾフェノン benzophenone

3件 の用語解説(ベンゾフェノンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベンゾフェノン
ベンゾフェノン
benzophenone

ジフェニルケトンともいう。化学式 C6H5COC6H5塩化アルミニウムを用いて,ベンゼン塩化ベンゾイルを縮合させて得られる結晶で,2種類ある。安定型柱状晶は融点 49℃,不安定型柱状晶は融点 26℃。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ベンゾフェノン【benzophenone】

代表的なジアリールケトン。融点48~48.5℃,沸点305.9℃,芳香ある無色結晶。通常のケトンとしての性質,反応性に加え特有の性質を示す。たとえばナトリウムなどのアルカリ金属で処理すると,暗青色の金属化合物メタルケチルを生じる。 ベンゾフェノンは,ベンゼンと塩化ベンゾイルあるいはホスゲンから,塩化アルミニウムを触媒に用いて(フリーデル=クラフツ反応)合成する。抗ヒスタミン剤,殺虫剤などの原料となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベンゾフェノン
べんぞふぇのん
benzophenone

芳香族ケトンの一つ。ジフェニルケトンあるいはベンゾイルベンゼンともよばれる。ベンゼンと四塩化炭素とを塩化アルミニウムにより縮合させたのち、加水分解すると得られる。化学式C6H5COC6H5、分子量182.2、融点48.5℃、沸点305.4℃。無色の柱状結晶。ゼラニウムに似た芳香をもつ。香料の固定剤、医薬や農薬の合成中間体として用いられる。また光増感剤、光重合開始剤として用いられる。ベンゾフェノンの(ポリ)ヒドロキシ置換体には化粧品として使われているものが多く、その一例は2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンで、オキシベンゾンの名で日焼け止めとして使われている()。[廣田 穰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ベンゾフェノンの関連キーワードケトンケトン酸ケトールジケトンαdiketoneケトン体血ケトン尿メチルβ-ナフチルケトンエチルメチルケトンジメチルケトン

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ベンゾフェノンの関連情報