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ホップ ホップ Humulus lupulus; hop

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホップ
ホップ
Humulus lupulus; hop

クワ科の多年生のつる草で,セイヨウカラハナソウともいう。ヨーロッパ原産で,ビールに苦みと芳香をつけるのに用いるため,世界中で栽培されている。日本でも明治初期に初めて栽培されて以来,現在ではビールの需要の増加に伴い本州中北部 (長野,山梨,福島,山形) や北海道などの冷涼地で栽培されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ホップ

アサ科の多年生植物。ビールの原料の一つ。寒冷地が栽培に適当とされ、県内は峡北地域などで栽培が盛んだった。県によると最盛期は1950年代ごろで、県内の作付面積は約50ヘクタールだったという。

(2011-10-13 朝日新聞 朝刊 山梨全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ホップ(〈オランダ〉hop)

クワ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は卵形で3~5裂し、長い柄で対生する。雌雄異株で、夏に開花。雌花は淡緑色の苞(ほう)に包まれ、多数集まって松かさ状に垂れる。苞の基部に分泌腺をもち、これに苦味があり、健胃剤やビールに利用。ヨーロッパに分布し、日本へは明治時代に導入。 秋》

ホップ(hop)

[名](スル)
跳ぶこと。はねること。
三段跳びの第一段目の跳躍。
野球で、投手の投げた球が打者の手もとで浮上すること。「内角高めにホップする」

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百科事典マイペディアの解説

ホップ

クワ科の多年草。アサ科とされることもある。アジア,ヨーロッパに広く分布。茎はつる性で長さ10m以上にも達する。葉は対生し,3〜5裂した掌状あるいは心臓形。雌雄異株で雄花は穂状をなし黄緑色。

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とっさの日本語便利帳の解説

ホップ

クワ科に属する蔓(つる)性植物。ビールに苦みや爽快な香りを与える。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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栄養・生化学辞典の解説

ホップ

 [Humulus lupulus].イラクサ目アサ科ホップ属のつる性植物.雌花をとり,ビールに香りや苦味を与える目的で使う.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ホップ【hop】

雌花をビール醸造に利用するために栽培するクワ科の多年草(イラスト)。原産地西アジアとされるが,野生種は北半球のやや冷涼な温帯に広く分布し,日本ではカラハナソウvar.cordifolius Maxim.が中部地方以北の山地に自生している。茎はつる性で,春に地下茎から伸び出し,夏には6~8mになる。葉は先のとがった卵形で,普通掌状に3~5裂するが変異が多い。雌雄異株で,栽培されるのは雌株だけである。

ホップ【Heinz Hopf】

1894‐1971
スイスの数学者。ドイツブレスラウ(現,ポーランドブロツワフ)に生まれた。第1次世界大戦中ドイツ軍に服務した後,ベルリンハイデルベルクゲッティンゲンの各大学で学んだ。1931年にH.ワイルを継いでチューリヒ工科大学教授となり,65年の退官までとどまった。ホモロジーホモトピーに関して基礎的な業績をあげ,代数的位相幾何学の発展に大きな貢献をした。また,リーマン空間の微分幾何学的構造と位相的構造の関連を研究し,大域的微分幾何学を開拓した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ホップ【hop】

( 名 ) スル
跳ぶこと。跳ねること。
三段跳びで第一段目の跳躍。 「 -、ステップ、ジャンプ」
投げた球などが途中で浮き上がること。 「手もとで-する球」

ホップ【hop】

クワ科のつる性多年草。ヨーロッパ原産。温帯各地で栽培。雌雄異株。雌花穂は多数の苞が重なり松かさ状。雌花穂が成熟するにつれ、苞のつけ根に粘り気のある黄粉状の腺体(ホップ腺)がつく。これには苦みと芳香があり、ビールに用いる。忽布。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホップ
ほっぷ
hop
[学]Humulus lupulus L.

クワ科の多年生つる草。茎は他物に絡まって十数メートルに伸び、葉は深く3または5裂して葉身、葉柄ともに約10センチメートル。茎、葉ともに毛を密生する。雌雄異株で、花は夏に葉腋(ようえき)につく。雄花は淡緑色で、円錐(えんすい)花序に多くつき小さく、5弁で、雄しべは5本。雌花は長さ約3センチメートル、楕円(だえん)形の松かさ形の花穂となり、淡緑色で長い柄で垂れ下がる。各花は鱗(うろこ)状の包葉に包まれ、各包葉の基部に、多数の黄色で微小なホップ腺(せん)とよぶ分泌器官がある。包鱗(ほうりん)ごとに小さい2個の痩果(そうか)が秋に結実するが、栽培上は雌株のみを植えるので、結実することはない。
 ヨーロッパ、西アジア地域原産で、ヨーロッパでビールの発達とともに、その付香料として栽培が広まった。日本へは1876年(明治9)にアメリカやドイツから北海道に導入された。若い未受精の雌穂のホップ腺からは、ビール特有の苦味成分となるフムロン、ルプロンなどが分泌され、それらはまたビールに香りをつけたり、ビールを清澄させる効果ももつ。雌穂を摘み集め、火力で乾燥して保存する。この乾燥ホップは現在大部分はヨーロッパその他から輸入されているが、国内でも北海道、山形、岩手、長野県などで、ビール会社との契約栽培で生産されている。
 なおホップの雌穂には野生の酵母菌が多く繁殖するので、これをパン用酵母などに用いられる。
 ホップ畑は寒冷な山間地などにつくられ、鉄柱や鉄線を設置して、春に芽生えたつるを絡ませ、夏につるごと切って引き下ろし、雌穂を摘み取る。残株には施肥し、根の肥培に努めて、翌年の生産量の増大維持を図る。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のホップの言及

【カナムグラ(葎草)】より

…【矢原 徹一】。。…

【ビール】より

…麦芽を主原料として醸造した,炭酸ガスを含むアルコール飲料で,ホップに由来する苦みを有し,持続性の泡を生ずる特徴がある。世界中で最も多く消費されている酒で,世界の1992年の製造量は1億1470万klであった。…

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