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ボチョウジ Psychotria rubra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボチョウジ
Psychotria rubra

アカネ科の常緑低木ないし小高木。東アジア熱帯に分布し,日本では琉球列島と鹿児島県に自生する。高さ2~3mでよく分枝する。枝は丸くて緑色,各節に1~2cmの柄のある葉を対生する。葉は両端がとがった楕円形で長さ 10~20cm,質はやや厚く全縁,上面は濃い緑色で 10対あまりの側脈がある。夏に,葉腋からよく分枝する花序を出し,小さな白花を多数つける。花冠は長さ 5mmほどの漏斗形で上半部は星形に5裂する。果実は径約 6mmの球形で赤色に熟す。小笠原諸島に固有の近縁種オガサワラボチョウジ P.homalospermaは,樹高5~8mになり,花,果実とも大型で,果実は黒熟する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ボチョウジ【Psychotria rubra (Lour.) Poiret】

やや湿った常緑樹林林床にはえるアカネ科の低木。乾かすと全体に赤みをおびる。中国では根を解毒解熱剤とする。茎は高さ1~3mで無毛。葉は対生し,常緑で披針形から楕円形,長さ8~20cm。花は枝の先に集まってつき,花序は直径4~7cm,5~7月に多数の小さな花を咲かせる。花冠は白く直径6mm,5裂し,内側に白い毛が密にはえる。子房下位,2室で各室に1個の胚珠が基生する。果実は球形,乾くと縦に10本近くの溝ができる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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