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マサイ

デジタル大辞泉プラスの解説

マサイ

イタリア、デルタ社の筆記具の商品名。「インディジナスピープル コレクション」シリーズ。2003年発売。ケニアのマサイ族をイメージ。万年筆とボールペンがある。

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百科事典マイペディアの解説

マサイ

東アフリカのケニアとタンザニアサバンナに分布する牛牧畜民。長身で知られる。牛のほか,ヤギ,羊を飼育,女性は搾乳を行う。未婚男子による戦士層など年齢集団がみられ,外婚的父系氏族で半族組織をもつ。
→関連項目キリマンジャロ[山]マサイ語

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世界大百科事典 第2版の解説

マサイ【Masai】

正しくはマアサイMaasai。東アフリカのケニア南部からタンザニア北部にかけての約10万km2の土地に住む人々の呼称。人口約23万。言語はマアMaa語。社会生活ではスワヒリ語,英語を話す者が多い。 15世紀以後,ス-ダン南部から移動し始めたマサイ人は,17世紀にはタンザニアの北部に到達したと見られる。マサイ人は牛糞の家に住み,髪型,衣装,武器など独特な装いの文化を持つ典型的な牛牧畜民として広く知られているが,現在では定住農耕民となる者,また都会での政治経済面における労働者となる者も徐々に増えてきている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マサイ
まさい
MasaiMaasai

アフリカ、ケニアの中央高地帯からタンザニア中部の平原にかけて住むパラ・ナイル系の牧畜民。人口はケニア側に38万(1989)、タンザニア側にも10万以上が住む。17~18世紀にナイル川上流から南下してきたと考えられる。ウシ、ヤギ、ヒツジを飼うが、ウシにもっとも大きな価値を置く。ケニア、タンザニアの現在の都市の名のいくつかはマサイ語に起源をもっている。たとえばケニアの首都ナイロビは「涼しい場所」という意味のマサイ語に由来する。マサイの襲撃は、東アフリカ一円で恐れられていた。彼らと隣接して住むバントゥー系の農耕民であるキクユ、カンバ、メルなどはマサイとの長い闘いの歴史を語り伝えている。一方、そのため互いの接触も頻繁で、共通の慣習や制度、また混血も多い。マサイは単一の集団ではなく、十数集団に分かれる。しかもマサイと近縁の民族も多く、ケニア北部のサンブルやタンザニア、メルー山の農耕民化したアルーシャなどがある。村はほとんど半定住であり、3~4年ごとに移動する。乾期には、遠くの水場まで家畜を連れて行き、そこに一時的なキャンプをつくる。社会は基本的に民主的で平等であり、1か所に権力が集中することや権威に服従することを嫌う。政治的な調整は、よく発達した年齢組と年齢階梯(かいてい)を組み合わせた年齢集団体系によって行われる。父系クラン(氏族)をもち、一夫多妻が支配的である。男女ともに割礼を行う。[加藤 泰]
『サンカン著、佐藤俊訳『我ら、マサイ族』(1989・どうぶつ社)』

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