マリー・アントアネット(読み)マリーアントアネット

百科事典マイペディア 「マリー・アントアネット」の意味・わかりやすい解説

マリー・アントアネット

フランス国王ルイ16世の妃。オーストリアマリア・テレジアの娘。1770年結婚。優美にして軽率,奢侈(しゃし)を好み,〈首飾事件〉などで世の非難をあびた。フランス革命の際,国王に反抗を勧め,オーストリアと通謀して国外脱出を企てたが失敗バレンヌ事件)。反逆罪としてギロチンで処刑された。
→関連項目タッソーツワイク

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マリー・アントアネット」の意味・わかりやすい解説

マリー・アントアネット
Marie Antoinette

オーストリアの小説家 S.ツワイクの伝記小説。 1932年刊。時代の嵐にもまれ,ついにはギロチンにかけられるフランス王妃の一生を,精神分析的手法によって描いたもの。

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