旺文社世界史事典 三訂版 「マンサ=ムーサ」の解説
マンサ=ムーサ
Mansa Musa
マリ王国最盛期の国王(在位1312〜37)。別名カンカン=ムーサ
北アフリカとサハラの貿易ルートを支配して繁栄を築いた。熱心なイスラーム教徒としてメッカ巡礼を行い,途中カイロではマムルーク朝のスルタンに金を大量にふるまったため,金相場が大暴落したといわれている。また商都トンブクトゥに大モスクを建てさせたともいわれる。
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