マンタ

デジタル大辞泉 「マンタ」の意味・読み・例文・類語

マンタ(〈ラテン〉Manta)

オニイトマキエイ別名

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精選版 日本国語大辞典 「マンタ」の意味・読み・例文・類語

まんた

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上方で、天神の位を持つ遊女の称。揚屋茶屋の者、禿などからいう。まやんた。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
  3. 転じて、一般に娼妓(しょうぎ)をいう。
    1. [初出の実例]「出家の傍へ穢らはしい、腥(なまぐさ)まんた罰当り、けんもほろろに寄付けず」(出典浄瑠璃・山城国畜生塚(1763)四)
  4. 天神茶屋女房。下男下女からいう。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕

マンタ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] manta ) イトマキエイ科の海産のエイ類の一種。体盤幅が約七メートルに達する。世界の亜熱帯・熱帯域に分布し、中層を遊泳する。頭胸部は扁平な体盤状、尾部はムチ状で、尾びれはない。頭部の目の前方に、胸びれの一部が耳状に突出した一対の頭鰭となっている。この形状が特異で、ダイビングの対象魚として人気が高い。口は頭鰭の間の頭部前縁にあり、動物プランクトンを食べる。和名、オニイトマキエイ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンタ」の意味・わかりやすい解説

マンタ
Manta

エクアドル西部,マナビ州西部の都市。州都ポルトビエホの西北西約 30km,太平洋マンタ湾にのぞむ港湾都市。前 3000年に人が住んでいたと考えられる地で,1200年頃にはインディオのマンタ族の首都であった。スペイン植民地時代にはポルトビエホからの移住者が町を建設。現在パナマ帽の輸出港として知られるほか,同州の主要港としてコーヒー,カカオ,植物油,ゾウゲヤシの実などを積出す。市内には食品加工,製材,なめし皮,綿織物などの工業が立地。漁業基地でもあり,マグロ缶詰工場がある。近くに海浜保養施設がつくられ,魚釣りなども楽しめるため,近年観光業が発展してきている。キト,グアヤキルなどと道路で連絡。人口 12万 5505 (1990) 。

マンタ

「イトマキエイ」のページをご覧ください。

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改訂新版 世界大百科事典 「マンタ」の意味・わかりやすい解説

マンタ

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普及版 字通 「マンタ」の読み・字形・画数・意味

【謾】まんた

あなどり、だます。

字通「謾」の項目を見る

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ダイビング用語集 「マンタ」の解説

マンタ

和名・オニイトマキエイ。エイの中で最大の大きさを持つ。ブラックマンタと呼ばれる全身黒の個体もある。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマンタの言及

【イトマキエイ】より

…ふつう1産8尾ほどの子どもを生む。近縁種の大西洋産オニイトマキエイManta birostrisはマンタともいい,体板の幅が5~6mになり,ときには数百尾が群泳するのが目撃される。また,空中に跳び上がる行動もしばしば観察され,このときに胎児を生み落とすといわれる。…

【プエブロ族】より

…トウモロコシ,豆,カボチャの栽培を中心とする農耕が主体で,これにシカなどの狩猟,ピニョン・ナッツ(松の実)の採集などが行われていた。ワタが古くから栽培されており,木綿を原材料としてマンタ(女性用のワンピース型の衣服),キルト(男性用のスカート型の衣服),サッシュと呼ばれる飾帯などが男性によって織られていた。また,籠細工,特有の彩色土器の製作も行われていた。…

※「マンタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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