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マンバ Dendroaspis; mamba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンバ
Dendroaspis; mamba

トカゲ目コブラ科マンバ属に属する毒ヘビの一群。アフリカに分布し,普通5種に分類される。そのうちのブラックマンバ D.polylepis (black mamba) はキングコブラに次ぐ巨大さであるうえに,性質も荒く危険性も大きいので,マンバの悪名を高くした原因になっているが,マンバ類のすべてがそうではない。ブラックマンバは,体長は普通 2.5mぐらい,最大では 4mをこえる。体は普通の無毒ヘビ型で細長く,若いときは黄緑色であるが,成熟すると暗褐色ないし黒色に変る。樹上性であるが比較的開けた場所を好み,物に驚くとすぐに口を大きく開いて攻撃の態勢をとる。行動はきわめて敏速で,ヘビ類のなかでは走る速度が並みはずれて速い。よく知られている別の1種,グリーンマンバ D.angusticeps (green mamba) は,ブラックマンバよりはるかに小型で,幼時からの緑色の体色を成熟しても保ち,常に樹上で生活する。攻撃性も弱く,すぐに口を開いて咬みつくようなことはない。

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世界大百科事典 第2版の解説

マンバ【mamba】

コブラ科マンバ属Dendroaspisに属するきわめて危険な毒ヘビの総称。4種が北部を除くアフリカに広く分布する。そのうちブラックマンバD.polylepis(イラスト)は全長3m,最大4.5mに達する大型で,世界でもっとも危険な毒ヘビの一つとされる。頭部が細長く形態的には無毒ヘビと大差なく,体色は灰褐色から黒褐色まで変異がある。地上生で,致命的な強い神経毒と,ブッシュの中ではもっとも速く走る動物といわれる敏しょうな行動でおそれられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マンバ
まんば
mamba

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目コブラ科マンバ属に含まれるヘビの総称。この属Dendroaspisの仲間は危険な毒ヘビで、北部を除くアフリカ全域に4種が分布する。最大種はブラックマンバD. polylepisで全長3~4.5メートルに達し、現地ではもっとも恐れられる毒ヘビである。頭部も胴も細長くて形態的には一般の無毒ヘビと大差なく、体色は灰褐色から黒褐色まで変異がある。地上性で行動が敏捷(びんしょう)であり、障害物の多い茂みの中ではもっとも速く走る動物とされる。致命的な強い神経毒をもち、岩の間や倒木の空洞を巣穴としているが、とくに繁殖期には気が荒くなって、接近するものを見境なく攻撃する。卵生で、一度に9~14個ほどを産む。グリーンマンバD. angusticepsとニシアフリカマンバD. viridisはともに美しい緑色で、全長約2~3メートル、樹上性で行動が敏捷であり毒性も強いが、性質はおとなしい。ジェイムソンマンバD. jamesoniは黄緑色地の各体鱗に黒い縁どりがある。[松井孝爾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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