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マーモット マーモットMarmota; marmot

6件 の用語解説(マーモットの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マーモット
マーモット
Marmota; marmot

齧歯目リス科マーモット属に属する動物の総称。約8種から成る。体長 30~60cm,尾長 10~25cm。四肢は短く,体色は黄褐色ないし赤褐色,あるいは灰色など変化に富む。昼行性で,夜は土中や岩石の間につくった巣にひそむ。

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デジタル大辞泉の解説

マーモット(marmot)

リス科マーモット属の哺乳類の総称。ウサギ大でずんぐりし、褐色。日中活動する。地中や岩の間などに巣を作り、その出入り口に後肢で立ち、たたずむ習性がある。アルタイ地方に生息するタルバガン北アメリカウッドチャックなど。

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百科事典マイペディアの解説

マーモット

齧歯(げっし)目リス科の哺乳(ほにゅう)類の総称,あるいはそのうちの1種アルプスマーモットをさす。アルプスマーモットは体長50〜60cm,尾13〜16cmほど。

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世界大百科事典 第2版の解説

マーモット【marmot】

齧歯(げつし)目リス科の哺乳類(イラスト)。別名,アルプスマーモット,ヨーロッパマーモット。アルプスを中心に,ピレネー山脈カルパティア山脈タトラ山脈などのヨーロッパの山岳地帯に生息する半ば地下性の大型のリスの一種。ずんぐりした体軀(たいく)に短く太い四肢をもち,手足のつめは強大で穴掘りに適する。耳は小さく,尾は短い。体長50~60cm,尾長13~16cm,体重4~8kg。体色は暗褐色ないし赤褐色。

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大辞林 第三版の解説

マーモット【marmot】

齧歯げつし目リス科マーモット属の哺乳類の総称。体重3~8キログラムで、リス類としては最大級の種を含む。主としてユーラシアと北アメリカの山岳地帯に生息。繁殖や冬眠などが行動学的に注目される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マーモット
まーもっと
marmot

哺乳(ほにゅう)綱齧歯(げっし)目リス科マーモット属に含まれる動物の総称。この属Marmotaの仲間は、太くずんぐりした体に短い尾をもった大形の地上生リスで、体長30~60センチメートル、尾長10~25センチメートル、体重3~7.5キログラムに達する。体色は明るい茶黄色から暗褐色。普通、草原の地中にトンネルを掘って巣とし、数頭から、ときに50頭を超す集団をつくって暮らす。木にはほとんど登らない。昼行性で、相互のコミュニケーションにさまざまな音声とにおいを使う。ヨーロッパ・アルプスなどの高山草原にすむアルプスマーモットM. marmota(単にマーモットともよばれる)のほか、ネパール、シッキムなどの高山にすむタルバガンM. bobak(ボバックともいう)、北アメリカのアラスカからアメリカ東部にかけてすむウッドチャックM. Monaxなど10種余りがユーラシアから北アメリカに分布する。いずれの種も植物の葉などの緑色部分をおもな食物とし、夏季に大量に食べて体に脂肪として蓄え、冬季はときに9か月に達する長い冬眠で過ごす。ほかにキノコ類、昆虫なども食べる。冬眠から覚めてすぐの4~5月に交尾し、雌は妊娠期間30~32日で普通2~5子を産む。子は6週間で巣穴から外に出るようになり、2年で性的に成熟する。アルプス地方ではマーモットの脂肪は胸と肺の病の良薬とされてきた。また、タルバガンの脂肪は皮革クリームとして優れる。マーモットのトンネル掘り活動は、土壌の通気性をよくするなど生態系維持のうえで重要な働きがあるが、農業や牧畜にはしばしば阻害要因として嫌われる。このため、マーモットは駆除の対象とされる。また、旧ソ連地域とアメリカでは肉と毛皮を目的に大量に狩猟されている。[今泉吉晴]

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世界大百科事典内のマーモットの言及

【リス(栗鼠)】より

…オーストラリア,ニュージーランド,マダガスカル,南アメリカ南部,南極を除く世界中に広く分布し,およそ50属250種があり,昼行性のリス亜科Sciurinaeと夜行性のムササビ亜科Petauristinaeに大別される。最小のものは中央アフリカのアフリカコリス(アフリカコビトリス)Myosciurus pumilio(英名African pygmy squirrel)で,体長6~7.5cm,尾長5~6cm,体重16.5gほどであり,最大は北半球に分布するマーモットMarmota(英名marmot)類で,体長60cm,尾長25cm,体重7.5kgに達するものがある。また,樹上生のリス類中最大のものはインドオオリスRatufa(英名giant squirrel)類で,体長46cm,尾もほぼ同長で,体重は3kgに達する。…

【ウッドチャック】より

…【今泉 吉晴】。。…

【リス(栗鼠)】より

…オーストラリア,ニュージーランド,マダガスカル,南アメリカ南部,南極を除く世界中に広く分布し,およそ50属250種があり,昼行性のリス亜科Sciurinaeと夜行性のムササビ亜科Petauristinaeに大別される。最小のものは中央アフリカのアフリカコリス(アフリカコビトリス)Myosciurus pumilio(英名African pygmy squirrel)で,体長6~7.5cm,尾長5~6cm,体重16.5gほどであり,最大は北半球に分布するマーモットMarmota(英名marmot)類で,体長60cm,尾長25cm,体重7.5kgに達するものがある。また,樹上生のリス類中最大のものはインドオオリスRatufa(英名giant squirrel)類で,体長46cm,尾もほぼ同長で,体重は3kgに達する。…

※「マーモット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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