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ミゾカクシ

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百科事典マイペディアの解説

ミゾカクシ

アゼムシロ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミゾカクシ
みぞかくし / 溝隠
[学]Lobelia chinensis Lour.

キキョウ科の多年草。別名アゼムシロ(畦莚)ともいう。茎は高さ3~15センチメートル。葉は互生し、披針(ひしん)形。6~10月、葉腋(ようえき)に長い花柄を出し、淡紅紫色を帯びた白色花を上向きに開く。花冠は5裂し、上側の2片は左右に開出する。丘陵や山地の畦(あぜ)や溝、湿地に生え、日本、および朝鮮半島、中国、インド、マレーシアに分布する。名は、溝を覆うほど繁茂するのでいい、別名は田の畦に群生するようすを莚(むしろ)に見立てたものである。中国では解毒、利尿薬とするが、日本では利用しない。
 ミゾカクシ属は世界に約200種、日本に3種あり、ミゾカクシ亜科に属すが、この亜科は独立のミゾカクシ科Lobeliaceaeとする考えもある。[高橋秀男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のミゾカクシの言及

【サワギキョウ(沢桔梗)】より

…キキョウの名はあるが,花冠は2唇形を呈し,おしべは合生して花柱をとり囲んでいるなど,キキョウとは大きく違っている。キキョウ科ではミゾカクシ亜科とされる。茎や葉は無毛。…

【薬用植物】より

…同じ植物がある地域では薬用に利用されるのに,別の地域では無用の場合がある。例えば中国でミゾカクシ(中国名,半辺蓮,キキョウ科)は腫瘍や毒蛇の咬傷に,エノキグサ(中国名,血見愁,トウダイグサ科)は止血剤として,内服されたり外用される。両植物はいずれも日本に自生しているが,日本ではまったく使われていない。…

※「ミゾカクシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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