ミンデン(英語表記)Minden

デジタル大辞泉 「ミンデン」の意味・読み・例文・類語

ミンデン(Minden)

ドイツ北西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。800年ごろにカール大帝司教座を置き、13世紀に都市権を得て、ハンザ同盟加盟河港をもち、ウェーザー川ミッテルラント運河立体交差する水路橋がある。旧市街にはミンデン大聖堂や市庁舎のほか、ウェーザールネサンス様式の建物が残っている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミンデン」の意味・わかりやすい解説

ミンデン
Minden

ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州北東端の都市。オスナブリュックハノーバーとのほぼ中間,ウェーザー川がポルタウェストファリカの狭隘部から北ドイツ低地に出たところにある。 800年頃カルル大帝により司教座がおかれ,13世紀以後はハンザ都市として繁栄。 1648年ブランデンブルク侯領。以後再三の領有の変化を経て 1814年以後プロシア領となった。交通の要地,ウェーザー川とミッテルラント運河の交点にあって,繊維家具,化学工業,煉瓦製造が行われる。人口7万 8145 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミンデン」の意味・わかりやすい解説

ミンデン
みんでん
Minden

ドイツ中北部、ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。人口8万3100(2000)。ミッテルラント運河とウェーザー川が当地立体交差し、河港をもつ。1236年に都市となり、ハンザ同盟の一員であった古い都市。ウェーザー川左岸の旧市街は、第二次世界大戦の戦災を受けたが、11~13世紀、ゴシック様式の大聖堂、市庁舎とともに、ルネサンス様式の民家が再建されている。ガラス、機械、家具、食品などの工業がある。

[齋藤光格]

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