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ミンドロ島 ミンドロとうMindoro Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミンドロ島
ミンドロとう
Mindoro Island

フィリピン,ルソン島南西部のバタンガス半島沖合いにある島。面積 9730km2。中央部は高くけわしい山々が南北に連なり,平野は東岸にやや広いほか西岸,南岸に散在する。最高峰は北部のハルコン山 (2582m) 。マラリアが開発を著しく遅らせ,第2次世界大戦後ルソン島,ビサヤ諸島からの大規模な移住が進んだ。主要作物はイネ,トウモロコシ,ココヤシ,マニラアサ,サトウキビで,製糖工場もある。行政的にはルバング島など周辺にある約 130の小島とともにオリエンタルミンドロ州,オクシデンタルミンドロ州を構成。タマラウと呼ばれる小型スイギュウの固有種が生息する。州合計面積1万 245km2。同人口 66万 9369 (1980) 。

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デジタル大辞泉の解説

ミンドロ‐とう〔‐タウ〕【ミンドロ島】

Mindoro》フィリピン中西部の島。ルソン島の南西に浮かぶ。脊梁(せきりょう)山脈が南北に走り、東ミンドロ州と西ミンドロ州に分けられる。密林に覆われ人口密度は低く、中央の山岳地帯に少数民族のマンギャン族が居住。主な都市はカラバン、サンホセ、マンブラオなど。北岸の海岸保養地プエルトガレラは、ルソン島のバタンガスと航路で結ばれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミンドロ島
みんどろとう
Mindoro

フィリピン中西部、ルソン島の南西に隣接する楕円(だえん)形状の島。面積9735平方キロメートル、人口約90万(1995)。中央を急峻(きゅうしゅん)な高山の連なる脊梁(せきりょう)山脈が走り島を東西に二分する。最高点はハルコン山(2585メートル)。一般に山地の東岸は年中多雨であるが、西岸は乾・雨両期の交替が明瞭(めいりょう)である。生物地理的には大陸系のスイギュウの一種ティラマウの生息地として知られる。山地にはプロトマレー系のマンギャン人が住むが、海岸にはタガログ系、ビサヤ系の移住者もみられる。開発が遅れ、密林が広く島を覆っており、人口密度も低い。東岸では米、ココヤシ、南岸ではサトウキビ栽培などが行われる。おもな都市はカラパン、サン・ホセなど。なお島名はスペイン語で「金鉱」を意味するミナ・デ・オロに由来するといわれるが、現在鉱物資源は見当たらない。[別技篤彦]

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