メガマウスザメ(英語表記)Megachasma pelagios; megamouth shark

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メガマウスザメ
Megachasma pelagios; megamouth shark

ネズミザメ目メガマウスザメ科の海水魚。非常に特異なサメで,名のとおり口はきわめて大きい。舌も巨大であるが,歯は微小で,きれいに並んでいる。口は体の前端にあり,吻は短くて鈍い。1976年にハワイ近海で発見されて以来,インド洋,太平洋,大西洋の各地で得られている。日本では,1989年1月に静岡県天竜川河口に 1個体が打ち上げられた。その後,静岡県の焼津,博多湾,三重県の鳥羽,相模湾などでも記録されている。これまで報告されている最大のものは全長 7m。

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メガマウスザメ

ネズミザメ目メガマウスザメ科に属するサメ。全長約5~6メートルで、巨大な口が特徴。体に対して口が大きいことから「巨大な口(メガ・マウス)」と名付けられた。熱帯から温帯の海に生息する。主食はプランクトンで歯は小さく、餌を追って昼間は深海にいるが、夜間は水深10〜20メートルまで浮上する。1976年に米国のハワイ沖で調査船の網にかかり、初めて存在が確認された。発見例は世界で約100件、日本で約20件に過ぎず、飼育された例もない。日本では89年に静岡県の海岸で初めて見つかり、同県で比較的多く見つかっていることから、深度がある駿河湾や相模湾に生息地があるとされる。

(2018-2-15)

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