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メルガレホ メルガレホMelgarejo, Mariano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メルガレホ
Melgarejo, Mariano

[生]1818.4.18. コチャバンバ
[没]1871.11.23. リマ
ボリビアの軍人,政治家。 1864年 J.アチャ将軍を打倒して政権を掌握,私兵を擁して過酷な独裁体制を樹立。満足な教育が受けられず,字が読めなかった。その治世は乱脈をきわめ,財源を得るためにチリの鉱石会社に太平洋岸の採掘権を与えるなど,多くの利権を外国の資本家や国内の大地主に売却した。 71年ペルーに亡命。

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世界大百科事典 第2版の解説

メルガレホ【Mariano Melgarejo】

1820‐71
ボリビアの軍人,典型的なカウディーリョ型政治家。孤児で幼少より軍隊に加わり,のちにいくつかの革命に参加し,1864年に政敵を倒してボリビア大統領となった。イギリス公使を裸にして街を引き回し,ビクトリア女王の怒りを買うなどの奇行と蛮行で国内外に知られた。しかし,同時に,メートル法の採用,銀行の創設,蒸気機関の導入などボリビアの近代化の先駆者でもあった。インディオの共有地を解体し,私有地化を促進したために,インディオの反乱を誘発した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メルガレホ
めるがれほ
Mariano Melgarejo
(1820―1871)

ボリビアの軍人、政治家。メスティソ(白人とインディオの混血)の孤児で幼少より軍隊に加わり、のちにいくつかの革命運動に参加し、1864年に政敵を倒してボリビアの大統領となった。イギリス公使を裸にして街を引き回し、ビクトリア女王の怒りを買うなどの多くの奇行と蛮行で知られたが、同時に、メートル法の採用、銀行の創設、蒸気機関の導入などボリビア近代化の先駆者となった。インディオの共有地を解体して私有地化を促進し、そのためインディオの反乱を誘発した。71年失脚しペルーに逃れ、愛人の弟に殺された。[中川文雄]

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