乱脈(読み)ランミャク

デジタル大辞泉 「乱脈」の意味・読み・例文・類語

らん‐みゃく【乱脈】

[名・形動]
秩序規律が乱れて筋道が立たないこと。また、そのさま。「会社内部乱脈をきわめている」「乱脈運営
不規則に打つ脈。
[派生]らんみゃくさ[名]
[類語]しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ雑然乱雑紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃまぜごちゃごちゃごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜどさくさこんがらかる紛れる

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精選版 日本国語大辞典 「乱脈」の意味・読み・例文・類語

らん‐みゃく【乱脈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 乱れて筋道の立たないこと。乱れて秩序のないこと。また、そのさま。乱雑。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
  3. 不規則にうつ脈。乱れた脈搏不整脈。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「乱脈打てる胸の中に迷ひの雲は愈々広がり」(出典:滝口入道(1894)〈高山樗牛〉七)

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