デジタル大辞泉 「メーラレン湖」の意味・読み・例文・類語 メーラレン‐こ【メーラレン湖】 《Mälaren》スウェーデン南東部にある湖。ストックホルムの西に広がる。ベーネルン湖、ベッテルン湖に次いで同国で3番目に大きい。最大水深65メートル。バルト海につながる。湖岸は複雑に入り組み、島の数も多い。ビルケ島にはバイキング時代の定住地ビルカ、アデルスユー島に王宮や王族の墳墓の遺跡ホーブゴーデンがある。メーラル湖。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メーラレン湖」の意味・わかりやすい解説 メーラレン湖メーラレンこMälaren スウェーデン中東部にある湖。湖面面積 1140km2で,ベーネルン湖,ベッテルン湖に次いで第3位。周囲 1410km。最大水深 61m。湖の中に大小 1200の島が点在し,その面積は 490km2に及ぶ。東岸にストックホルムがある。湖の周囲および中の島には,16世紀のグリプスホルム城をはじめ,ローセルスベリ宮殿など由緒ある建造物が多い。別荘地,行楽地としても有名。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「メーラレン湖」の意味・わかりやすい解説 メーラレン湖めーられんこMälaren スウェーデン南部の湖。首都ストックホルムの西にある。面積1140平方キロメートル、最大水深65メートルを有し、湖岸線の入り組んだ複雑な形を呈する。周辺の都市や工場からの廃水が流入するため汚染が進み、富栄養化している。ストックホルムをはじめとする周辺都市の水道水源として重要である。[田口雄作] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例