コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

モレアス モレアス Moréas, Jean

5件 の用語解説(モレアスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モレアス
モレアス
Moréas, Jean

[生]1856.4.15. アテネ
[没]1910.3.31. パリ
フランスの詩人。本名 Yannis Papadiamantopoulos。ギリシアの名門に生れ,1867年フランスに渡り,のち帰化。詩集『シルト』 Les Syrtes (1884) ,『情熱の巡礼』 Le Pèlerin passionné (91) などを発表して,象徴派の運動に参加。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

モレアス(Jean Moréas)

[1856~1910]フランスの詩人。ギリシャ生まれ。象徴主義の理論的指導者。のち、古典主義へ移行。詩集「スタンス」「情熱の巡礼」。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

モレアス【Jean Moréas】

1856‐1910
ギリシア出身で,1882年以降パリで活躍した詩人。アテネ生れ。詩集《流砂》(1884)で詩壇に登場した彼は,まもなくデカダンの喧噪を後にマラルメに接近,86年いわゆる〈サンボリスム宣言〉を発表して象徴主義の命名者となり,詩集《カンティレーヌ》を世に問うたが,以後R.ギルの〈器楽編成派〉との間に論争をおこし,またやがて自由詩を去って古典復帰を志向した。91年〈ロマーヌ派école romane〉の樹立を宣言,中世フランス文学に芸術の源泉を求むべきことを唱え,またロンサールプレイヤード派マレルブの詩風をとり入れた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

モレアス【Jean Moréas】

1856~1910) ギリシャ生まれのフランスの詩人。象徴派の理論家として活躍したが、のち古典復帰を唱えた。詩集「スタンス」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モレアス
もれあす
Jean Moras
(1856―1910)

フランスの詩人。ギリシア、アテネ生まれのギリシア人。本名はパパディアマントポウロスPapadiamantopoulos。1882年以後パリに定住する。86年に「象徴主義宣言」を発表し、象徴派の詩論家の一人となる。やがて象徴主義を離れ、「ロマン語派」という一派をおこし、古典主義へ復帰する。六巻からなる晩年の『スタンス集』Stances(1899~1901、1920)が代表詩集。ほかに詩集『情熱的な巡礼』(1890)などがある。[窪田般彌]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のモレアスの言及

【象徴主義】より


[文学]
 〈象徴主義(サンボリスム)〉という語が文学用語として広く使用されるようになったのは,1880年代のフランスにおいてである。とりわけ,86年9月8日の《フィガロ》紙に,モレアスが〈文学的宣言〉と題する文章を発表し,〈芸術における創造精神の現下の傾向を妥当に示すことのできる唯一のものとして,我々は〈象徴主義〉という名称をすでに提唱してきた〉と書いたのが,この用語を定着させる大きなきっかけになった。当時,ベルレーヌを敬愛する若い詩人たちによって,〈デカダン〉と名のるグループが結成される動きもあった。…

※「モレアス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

モレアスの関連キーワードギリシア文学クレンツェマルティネギリシャ語ギリシャ文字ギリシャ正教会ギリシャ十字ギリシア棺謀殺事件ギリシア喜劇Otto I(ギリシア王)

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone