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モーズレー Henry Maudslay

大辞林 第三版の解説

モーズレー【Henry Maudslay】

1771~1831) イギリスの機械技術者。各種の機械部品の精密工作を可能とする送り台付き旋盤を製作。産業革命の技術的基盤となった。

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百科事典マイペディアの解説

モーズレー

英国の技術者。初め鍛冶職の徒弟,のち自立して機械製作に当たる。1797年に作った送り台付旋盤により機械部品の精密加工に道を開き,産業革命の技術的基礎を形成,蒸気機関の改良にも業績がある。
→関連項目工作機械

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世界大百科事典 第2版の解説

モーズレー【Henry Maudslay】

1771‐1831
イギリスの機械技術者。12歳でウールウィッチ兵器廠に入り,木工や鉄工の仕事を覚え,次いで鍛冶職の徒弟となり熟練工となったが,7年の徒弟年季明け前,当時安全錠を発明製作していたJ.ブラマ工場に請われて入る。錠部品製作用の機械に習熟,職工長になるが,賃金問題から1798年に去り,独立して工場を開設,機械製作を始めた。最初の大きな仕事はM.I.ブルネルの注文で船舶用滑車を製作する機械をつくることであった。

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世界大百科事典内のモーズレーの言及

【工作機械】より

…ウィルキンソンの中ぐり盤は,古い時代の工作機械の最後を飾ると同時に近代工作機械への胎動であった。 90年代にH.モーズレーにより作られた旋盤は,近代工作機械の始まりとされる。この旋盤は産業革命により実用化された蒸気動力を使い,それまで木製であった構造を鋼製に,また,工作機械の特徴である母性原則(後出〈工作機械の構造構成〉を参照)を考慮した構成となっていて,その形態は現在のものと大差がない。…

【ねじ】より

… このようにねじそのものは古くから使用されていたが,近代的なねじの製造法が確立されるのは18世紀以降のことである。まず,イギリスのH.モーズレーは1790年ころ,10年がかりで1本の精度の高いねじ(親ねじ)を作り,これを運動用ねじとして取りつけた旋盤により第2,第3の親ねじを精密に複製する技術を確立した。一方,従来困難であっためねじの製作は,モーズレーの工場で働いていたクレメントJoseph Clement(1769‐1844)が作ったタップの利用により,飛躍的に容易となった。…

※「モーズレー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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