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ユリノキ(百合の木) ユリノキLiriodendron tulipifera; tulip tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユリノキ(百合の木)
ユリノキ
Liriodendron tulipifera; tulip tree

モクレン科の落葉高木。北アメリカ東部の原産で,日本には明治初期に伝えられ,観賞用として公園や街路樹に植えられている。生育が速く,20m以上の高木になる。葉は枝先に互生し,やや四角形で長柄があり,葉質は薄くかすかに芳香がある。特徴のあるこの葉形をはんてんに見立てハンテンボク (半纏木) の名がある。托葉は大型で若芽を包んでいる。初夏,枝先に淡黄緑色の大きな花を単生する。萼片3枚,楕円形の花弁が6枚で,チューリップのように上向きに咲く。おしべは多数で,葯 (やく) は外側を向く。心皮も多数あり,花托に密着する。秋には美しい黄葉になる。東京では四谷の迎賓館 (旧赤坂離宮) の前の並木が有名である。材は家具材,建築材にされる。

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