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ヨージェフ ヨージェフJózsef Attila

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨージェフ
József Attila

[生]1905.4.11. ブダペスト
[没]1937.12.3. バラトンサールソー
ハンガリーの詩人。父親の蒸発により,洗濯女の母親の手で育ち,のち義兄の援助で大学教育を受けたが,思想問題で退学となった。貧窮と病気に苦しめられ,さらに共産党への入党と脱党の体験からくる精神的苦悩が重なり,鉄道自殺によって生涯を終えた。その抒情詩は,貧しい人々に対する共感と愛情を求める悲痛な叫びであり,20世紀ハンガリー文学の最高峰とされている。詩集『美の乞食』A szépség koldusa (1922) ,『父も母もなく』 Nincsen apám se anyám (29) ,『裏町の夜』 Külvárosi éj (32) がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヨージェフ【József Attila】

1905‐37
ハンガリーの詩人。ブダペストの労働者街に生まれ,父の蒸発で年少の頃より貧しい中に育つ。高等学校時代にすでに処女詩集を刊行。1925年ウィーンに遊学,同地でT.デーリらハンガリー作家たちの知遇を得,のちにパリにも滞在し,第1次大戦後の新思潮に触れる。帰国後,若手詩人として注目された。《場末町の夜》(1932)などの詩集がある。思想的な悩み,恋愛の挫折などで神経を侵され,鉄道自殺をとげた。【岩崎 悦子】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨージェフ
よーじぇふ
Jzsef Attila
(1905―1937)

ハンガリーの詩人。ブダペストの場末の町に生まれる。父親の蒸発後、洗濯女の母親に育てられ、労働者の苦しみを幼時から体験。母の死後、姉の夫の経済的援助で教育を受ける。17歳で処女詩集を出版。その後、大学を中退し、ウィーン、パリで生活、新しい文学、政治思想に触れ、亡命中のデーリ、バラージュらを知る。帰国後、ブダペストで詩をさまざまな新聞に発表、イエーシュと親交を結ぶ。この時期、共産党に入るが、党内のセクト主義や病弱のせいもあり、しだいに実践活動から遠ざかり、自殺した。『場末町の夜』(1932)など数冊の詩集があり、現代人の不安や悩みを歌った叙情詩人として優れている。[岩崎悦子]

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世界大百科事典内のヨージェフの言及

【ハンガリー】より

…【家田 修】。。…

※「ヨージェフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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