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ライプニッツ=ウォルフ学派 ライプニッツ=ウォルフがくはLeibniz-Wolffische Schule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ライプニッツ=ウォルフ学派
ライプニッツ=ウォルフがくは
Leibniz-Wolffische Schule

ライプニッツの弟子 C.ウォルフが解釈し体系化した,ライプニッツの哲学を唱道した一群の哲学者。 1740年代からドイツに広まり,若き日のカントにも大きな影響を与えた。 G.ビルフィンガー,G.マイヤー,A.バウムガルテンなどがその代表者。ライプニッツの思想普及に功があったが,その内容をゆがめ,神髄を十分に伝えてはいないとする批判もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ライプニッツウォルフがくは【ライプニッツ=ウォルフ学派】

ライプニッツ哲学をいわば独断的に体系化したC.ウォルフの哲学は時代の流行哲学となり,多くの傾倒者を生んだ。それらの弟子たちを総称してライプニッツ=ウォルフ学派と呼ぶ。このグループには,ウォルフ哲学を比較的忠実に継承した弟子たちと,それからある程度独立した考えを提唱するにいたる人々とが区別される。前者に属するのは,ドイツの広範な読者層にウォルフ哲学を広げることに貢献したチューミヒLudwig Philipp Thümmig(1697‐1728),ビルフィンガーGeorg Bernhard Bilfinger(1693‐1750)やドイツ美学の創始者と目されるバウムガルテンおよびその弟子マイヤーGeorg Friedrich Meier(1718‐77)などであるが,とりわけバウムガルテンはウォルフによってほとんど扱われなかった美学の領域に関してウォルフの体系を補完した。

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