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ラウンドアバウト らうんどあばうとRoundabout

翻訳|Roundabout

知恵蔵miniの解説

ラウンドアバウト

信号機がない円形交差点の一種。3本以上の道路が接続されている交差点の中央に円形のスペースを設けたもので、車両はこの円形地帯に沿った環状道を時計回り(右側通行の場合は反時計回り)に一方通行で走行する。環状道を走る車両に優先権があり、進入する車両は必ず一時停止をしなくてはならない。一時停止した後に環状道を走ることで車両の走行速度を抑え、事故を抑制することができるうえ、信号機の維持費や電気代がかからず、災害時に停電しても交差点の機能が失われないなどのメリットがある。主に欧米諸国で普及が進んでおり、 円形地帯に凱旋門があるフランス・パリのシャルル・ド・ゴール広場が有名。近年は日本でも注目され、2013年2月現在、愛知県豊田市茨城県日立市など約10カ所に 設置されている。

(2013-2-26)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ラウンドアバウト

欧米で普及している円形の交差点。交差点内は一方通行(日本は時計回り)。円内を走る車が優先で、進入車は徐行や一時停止をする。同じ円形交差点でも進入車優先のものや、信号、駐車帯があるものは「ロータリー」などと呼ばれることが多く、区別している。国内の円形交差点はほとんどが後者にあたる。

(2010-12-04 朝日新聞 朝刊 長野東北信 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

ラウンドアバウト(roundabout)

交差点の形式の一。中央に円形地帯を設け、車はその周辺を一方向に回って方向を変える。一般的なロータリーと異なり、進入する車よりも交差点内の車の走行が優先される。ラウンダバウト環状交差点

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百科事典マイペディアの解説

ラウンドアバウト

円形の平面交差点のこと。この交差点の円形部は交通が優先された一方通行(右側通行では反時計回り,左側通行では時計回り)で信号や一時停止の規制を受けない特徴がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラウンドアバウト
らうんどあばうと
roundabout

信号機のない円形をした平面交差点の一種。交差点内の中央には円形の島があり、車両はその周辺の環道を時計回り(左側通行の場合)の一方通行で進む。交差点内では環道交通流に優先権があり、進入車両は一時停止や徐行ののち、環道交通流に沿って走行しながら方向を変える。交差点内は直進できないことから、車両の速度を抑制して安全運転を促すことを主たる目的とする1車線の小規模なもの(環道外径が13メートル程度)から、複数車線をもつ大規模なもの(同40メートル以上)まで、立地条件や交通量に応じてさまざまな大きさがある。なお、同じく円形の形状をもつ交差点であっても、流入車両のほうが環道交通流よりも優先されるもの、環道交通流が信号機により制御されるもの、交差点内に駐停車機能を備えているものはロータリーなどとよばれ、ラウンドアバウトとは異なる。
 ラウンドアバウトでは、歩行者と車両が完全に分離されるうえ、車両の進入・走行速度が抑制されるため、交通事故の防止につながる。また、信号機が不要であるため費用が軽減でき、災害時に停電しても混乱しないという利点がある。しかし、大きなものでは歩行者の横断距離が長くなることや、信号がないため、視覚障害者や高齢者の横断に支障をきたすことが懸念される。
 ヨーロッパにおいては一般的な交差点形式の一つで、交差点中央に凱旋(がいせん)門のあるパリのシャルル・ドゴール広場が有名である。大量の自動車と、自転車や歩行者が通行するラウンドアバウトの導入はイギリスがもっとも早く、1960年代より導入のための調査が始められ、1993年にガイドラインが発行された。これが今日、世界各国で参照されており、近年はアメリカでの設置数が大きく増加している。国土技術政策総合研究所(国総研)の調査によれば、日本ではロータリー型とよばれる円形交差点が32都道府県に140か所ほど設けられている。しかし、ラウンドアバウトについては適用効果や運用実態を明確にした事例や基準はなく、2008年(平成20)に愛知県豊田(とよた)市の自動車専用道路のインターチェンジ、2010年に長野県飯田市などで実証実験が開始された。その後、2013年成立、2014年9月施行の改正道路交通法でラウンドアバウトは「環状交差点」とされ、設置条件や通行方法が明確に規定された。[編集部]

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