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ラスムセン ラスムセンRasmussen, Anders

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラスムセン
Rasmussen, Anders

[生]1953.1.26. ギネロプ
デンマークの政治家。首相(在任 2001~09),北大西洋条約機構 NATO事務総長(在任 2009~14)。フルネーム Anders Fogh Rasmussen。1970~72年のビボル・カテドラル・スクール在学中,政治団体を設立,指導し,のちに全国組織の議長になるなど,早くからデンマーク自由党にかかわった。1978年オールフス大学で経済学の修士号を取得し,自由党から国会議員に初当選。党内の要職を歴任し,1998年党首となった。1987~92年税務大臣,1990~92年経済大臣。2001年11月首相に就任。減税を行ない,地方政府,福祉,教育などの大規模な改革に着手した。2005年首相に再選,2007年に 3選され,雇用拡大にも力を注いだ。2003年のイラク戦争を支持したことで批判されたが,有権者からは高い支持を受け続けた。2009年4月,NATO事務総長に選出されたことをうけ,首相を辞任。同 2009年8月から 2014年9月まで,NATO事務総長を務めた。経済や政治についていくつかの著作がある。

ラスムセン
Rasmussen, Poul Nyrup

[生]1943.6.15. エスビエル
デンマークの経済学者,政治家。首相(在任 1993~2001)。1971年にコペンハーゲン大学で経済学の学位を取得後,1986年までデンマーク労働組合会議に勤務した。1987年社会民主党副党首となり,1988年国会議員に当選。1992年社会民主党党首に就任,福祉政策への支出拡大を支持するなど概して左寄りの姿勢を示した。1993年1月,保守党・自由党連立政権の崩壊をうけ,中道左派 4党による連立政権を樹立して首相に就任。ただちに,1992年の国民投票で否決された,ヨーロッパ連合 EUの創設を定めたマーストリヒト条約批准への支持を訴えた。翌 1993年,条約はデンマークに対する例外条項が盛り込まれたことで承認され,ラスムセンの政治指導者としての手腕を広く示す結果となった。引き続きラスムセンは EU参加を推進し,デンマークへのユーロ導入を精力的に働きかけたが,これは 2000年の国民投票で否決された。2001年,選挙敗北の責任をとって辞任。2004年ヨーロッパ社会党 PESの党首に選出され,またヨーロッパ議会議員にも選ばれた。

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