リボングラス(英語表記)Arrhenatherum elatius var. bulbosum; ribbon grass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リボングラス
Arrhenatherum elatius var. bulbosum; ribbon grass

イネ科の多年草で,観賞用に栽培される。リボンソウリボンザサなどともいう。ヨーロッパ原産牧草で,日本でも牧草として栽培されるオオカニツリの園芸変種で,に白い縦縞が入り,母種とは異なり,地下にチョロギ塊茎のような形をしたじゅず状の根茎があって,これで繁殖する。このためチョロギガヤ和名もある。通常,葉を刈込むのでを見ることはまれである。

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デジタル大辞泉の解説

リボン‐グラス(ribbon grass)

イネ科の多年草。根茎は数珠状。葉は線形で長さ15~30センチ、白い筋がある。夏に円錐状の穂を出す。地中海地方の原産。花壇の縁どりとして植えられる。リボンがや。

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百科事典マイペディアの解説

リボングラス

リボンガヤとも。ヨーロッパ原産のイネ科の多年草,チョロギガヤの斑入(ふいり)葉のもの。花壇の縁取り,観葉植物として鉢植に適する。土質を選ばず,排水日照が十分ならよく繁茂する。4〜6月に株分けでふやす。盛夏には葉が枯れるが,秋に新葉を出す。英語のribbon grassシマヨシで,別物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リボングラス
りぼんぐらす
ribbon-grass
[学] Arrhenatherum elatius Mart. et Koch. var. tuberosum Halac f. variegatum hort.

イネ科の多年草。根茎は白色で数珠(じゅず)状に連なり、チョロギ(シソ科の多年草)によく似る。葉は披針(ひしん)形で、長さ15~30センチメートル、幅約1センチメートル、白色縞(しま)の覆輪斑(ふ)がある。7月ころ、葉上に花茎を出し、分岐して円錐(えんすい)花序をつくる。開花後に葉は一時枯れ、盛夏には見劣りするが、9月ころにふたたび美しい新葉が出る。ヨーロッパ原産で、日本には大正初期に渡来した。花壇の引き立て役として、縁どりに植栽される。日当りのよい所でよく育ち、土質は選ばない。4月と9月に根茎を株分けするが、夏の休眠期でもよい。なお、野生するクサヨシの変種チグサPhalaris arundinacea L. var. picta L.もリボングラスとよばれる。

[猪股正夫]

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精選版 日本国語大辞典の解説

リボン‐グラス

〘名〙 (ribbon grass)
① オオカニツリの園芸品種。稈(かん)の基部の節間が小球状に異常発育し、径一センチメートルぐらいになって数珠状に連なり、さらに葉に白条があるもの。
② 植物「しまよし(縞葦)」の英語名。

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世界大百科事典内のリボングラスの言及

【オオカニツリ】より

…日本全土に生え,世界の温帯各地に見る。チョロギガヤvar.bulbosum (Willd.) Spennerは本種の茎の根元の節間が小球状に肥大し,塊茎のような結節を作った一変種で,それが縦縞の斑入りになったものが花壇のふちどりなどに利用される園芸植物のリボングラスf.stviatum (Hubb.) L.B.Smithである。【小山 鉄夫】。…

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