コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ルチル rutile

翻訳|rutile

世界大百科事典 第2版の解説

ルチル【rutile】

金紅石ともいう。チタンの重要な鉱石。化学組成はTiO2であるが,TiはNb,Ta,Fe2+,Fe3+により一部置換されている。また,アナタースanatase(鋭錐石ともいう),ブルッカイトbrookite(板(いた)チタン石ともいう)とは多形の関係にある。正方晶系。柱状,針状,しばしば輪座双晶を示し,もろい。赤褐色,赤色,ときに黄色,紫色,Fe3+,Nb,Taを含むものは黒色。ダイヤモンド光沢ないし金属光沢。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルチル

金紅石」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルチル
るちる

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のルチルの言及

【結晶構造】より

…一つの結晶について,その単位胞の定数,その中に含まれる化学単位の数(Z),空間群,単位胞の座標系に対する原子の位置座標などは,その結晶の結晶構造データ(あるいは結晶学的データ)といわれる。一例として,正方晶系に属しTiO2の化学組成をもつルチルのおもな結晶構造データをあげると,単位胞の定数a=4.593Å,c=2.595Å,Z=2,空間群P4/mnmで,原子座標x,y,zとしてはTiが0,0,1/2,Oが0.1945,0.1945,0である。これだけのデータから図1-aに示すようなルチルの構造図(c軸投影)をかくことができる。…

【酸化チタン】より


[酸化チタン(IV)]
 化学式TiO2。構造の違う3種の変態が知られ,いずれも天然にルチル(正方晶系),板チタン石(斜方晶系),アナターゼ(正方晶系)として産する。またチタン鉄鉱の主成分でもある。…

※「ルチル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ルチルの関連キーワードフッ化コバルト(弗化コバルト)ソーシュル石斑糲岩ローティヴァラ岩斑糲ネルソナイトグロコファナイト幻冬舎ルチル文庫シリコテライトチタンホワイトウォルジディ岩エクロジャイトスティショフ石クロムチタン黄ネルソナイトウルバイン岩ヘルシン石岩ルチル型構造フレーザー島結晶化系列炭酸塩岩脈残留堆積物

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ルチルの関連情報