コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ルバイヤート 〈ペルシア〉Rubā‘iyāt

デジタル大辞泉の解説

ルバイヤート(〈ペルシア〉Rubā‘iyāt)

《四行詩集の意》ペルシアの詩人ウマル=ハイヤームの詩集。12世紀に成立。19世紀半ばに英国の詩人エドワード=フィッツジェラルドによって英訳されて以降、その哲学的刹那(せつな)主義は世界的に反響をよんだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ルバイヤート【Rubā‘īyāt】

〔「四行詩集」の意〕
ペルシャの詩人ウマル=ハイヤームの詩集。一二世紀成立。1859年イギリスの詩人フィッツジェラルドによってヨーロッパに紹介され、その宿命論・刹那せつな的快楽主義が大きな反響を呼んだ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルバイヤート
るばいやーと
Rub‘iyt

ペルシア語の四行詩集。ルバーイー(四行詩)の複数形。イラン固有の詩形で民謡に端を発したという。第一行、第二行、第四行の脚韻はかならず押韻し、第三行の脚韻は押韻してもしなくてもよい。10世紀の詩人をはじめとして多くの詩人たちがこの詩形を作詩したが、ペルシア文学史上とくに四行詩人として知られるのは、ウマル・アル・ハイヤーミー、アブー・サイード・ビン・アビル・ハイル、アンサーリー、バーバー・ターヒルの四詩人である。しかしルバイヤートといえば、ペルシア文学代表作品としてウマル・アル・ハイヤーミーを想起するほど彼の作品は世界的に名高い。19世紀なかばイギリスの詩人E・フィッツジェラルドによって流麗な英訳が刊行されて以来、世界中に名声が高まり、日本語を含めて世界の主要な言語に翻訳された。人生の無常、宿命、酒の賛美、一瞬の活用などが基調となっている。[黒柳恒男]
『小川亮作訳『ルバイヤート』(岩波文庫) ▽黒柳恒男著『ルバーイヤート』(1983・大学書林)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ルバイヤートの関連キーワードフィッツジェラルド(Edward FitzGerald)ウマルハイヤーム廟ウマルハイヤームルバーイヤートサキ(小説家)翻訳文学矢野峰人堀井梁歩ペルシャ陳舜臣

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ルバイヤートの関連情報