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ルリマツリ Plumbago capensis; leadwort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルリマツリ
Plumbago capensis; leadwort

イソマツ科の常緑低木。南アフリカ原産で,温室で観賞用に栽培され,属名のプルンバーゴ (プランバーゴ) の名で呼ばれることもある。幹は直立するが,上部ではつた状となり,分枝して,白色の小鱗片におおわれる。花序以外の部分は無毛である。葉は長楕円形で,先は鈍頭,短柄があり,腎臓形の托葉がある。春から秋に順次,短い穂状花序の一方の側にだけ青色の花をつける。花冠は盆形で,花筒部は細長い。には軟毛があり,萼の上部には有柄の腺がある。 蒴果は膜質で長楕円形をしている。

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百科事典マイペディアの解説

ルリマツリ

南アフリカ原産のイソマツ科の常緑小低木。茎はよく分枝し,枝はのびて半つる性になる。葉は互生し長楕円形。春〜秋,枝先に花穂をつけ,径約2.5cmの花を5〜10個開く。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルリマツリ【leadwort】

南アフリカ原産のイソマツ科の草状低木(イラスト)。枝先に淡青色で径2.5cmくらいの花筒の先が5裂した美しい花を多数つけ,温室ではほとんど年中開花する。鉢物とされ,また暖地や熱帯地方では庭園木として利用される。高さ約1.5mで枝分れし,枝先はややつる状となり,生育はよい。葉は長楕円形で先が少しとがり,長さ約6cm,短い葉柄をもつ。葉の基部には3~4枚の小さな葉を叢生(そうせい)する。2枚の円腎形の托葉状のものがつくが,葉状の托葉はなく,腋芽(えきが)の葉である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルリマツリ
るりまつり / 瑠璃茉莉
[学]Plumbago capensis Thunb.

イソマツ科の常緑低木。南アフリカ原産。枝はよく伸びるとややつる状となり、多く分枝する。葉は互生し、長楕円(ちょうだえん)状卵形で長さ約5センチメートル、腎臓(じんぞう)形の托葉(たくよう)がある。花は短い穂状花序をなし、春から秋まで次々に開く。萼(がく)は筒状、花冠は淡青色で5片に分かれており、径2.5センチメートル余りで、筒部は細長い。白色花をつける変種がある。観賞用として鉢植えにするほか、花壇にも植える。
 栽培は容易で、普通、鉢植えにして温室内で行うが、夏の花壇に植え込むのもよい。繁殖は挿木かまたは実生(みしょう)による。[松岡清久]

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