ル・モンド(英語表記)Le Monde

世界大百科事典 第2版の解説

ル・モンド【Le Monde】

現代フランスの代表的な高級夕刊新聞。1944年12月18日(日付は19日)対ドイツ協力紙《ル・タンLe Temps》の後継紙として,社屋なども引き継いで創刊された。創刊の中心人物は,1934年から《ル・タン》のプラハ特派員をしていたブーブ・メリーHubert Beuve‐Méry(1902‐89)だった。彼を責任者に選んだのはド・ゴールで,その意図は御用新聞づくりだった。しかし〈言論の自由〉を信条とするブーブ・メリーは,むしろ第四共和政批判の立場に立った。

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世界大百科事典内のル・モンドの言及

【タン】より

…40年のナチス占領後は,ビシー政府支配下のリヨンに移って続刊したが,42年11月末,検閲局から愛国的記事の掲載禁止措置を受けたので,抗議の意思表示としてみずから廃刊の道を選んだ。現在の《ル・モンド》は,《タン》の設備を用いて創刊され,国際記事に強い伝統も受け継いでいる。【稲葉 三千男】。…

※「ル・モンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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