レモンイエロー(その他表記)lemon yellow

翻訳|lemon yellow

デジタル大辞泉 「レモンイエロー」の意味・読み・例文・類語

レモン‐イエロー(lemon yellow)

クロム酸バリウムまたはクロム酸ストロンチウムから作られる淡黄色の顔料。また、それから作られる絵の具やその色。

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精選版 日本国語大辞典 「レモンイエロー」の意味・読み・例文・類語

レモン‐イエロー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] lemon yellow ) クロム酸バリウムやクロム酸ストロンチウムから作られる淡黄色の顔料。また、それから作られる絵の具やその色。レモン色
    1. [初出の実例]「レモンヱローの絵具をチューブから搾り出して」(出典:檸檬(1925)〈梶井基次郎〉)

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色名がわかる辞典 「レモンイエロー」の解説

レモンイエロー【lemon yellow】

色名一つJISの色彩規格では「あざやかなみの」としている。一般に、熟したレモン果皮のような明るい黄色をさす。レモンはミカン科の常緑果樹で、果実初冬に熟す。非常に酸味が強い。日本では「さわやか」というイメージをもつが、英語圏では「不良品、くだらない、まぬけ」といった悪いイメージでとらえられる。そのめた「レモンをもらったら、レモネードをつくれ」という格言がある。日本でいえば「災い転じて福となせ」という意味。色名は絵の具、クレヨンなどに使われる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レモンイエロー」の意味・わかりやすい解説

レモン・イエロー
lemon yellow

絵具の色名の一つ。材質いかんを問わず淡黄色の色相を示す語として広く用いられる場合と,バリウム・イエローないしストロンチウム・イエローをさす場合がある。バリウム・イエローの組成はクロム酸バリウム BaCrO4 ,ストロンチウム・イエローの組成はクロム酸ストロンチウム SrCrO4 で,ともにウルトラマリン黄ともいわれる。

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