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レーテ レーテ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レーテ
レーテ

労兵評議会」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レーテ
れーて
Rte

ドイツ革命の際の評議会ないし協議会。ロシア革命(1905、1917)の過程で生まれた労働者・兵士の革命的自治機関ソビエトSovetに対応するドイツ語訳(Ratの複数形)である。ロシア革命の影響を受け、ドイツでも1918年には各地に、労働者のストライキ闘争委員会を母胎としてレーテが発生し、18年の十一月革命が起こると、全国に労働者・兵士レーテが成立して権力を掌握した。ここにレーテを基礎とする自由な民主的、社会主義政治制度への展望が開かれたが、それもつかのまにすぎず、18年12月労兵レーテ全国大会は議会制民主主義への方向を決議した。これに反発し、19年1月ブレーメン、4月ミュンヘンレーテ共和国が成立したが、軍事力で圧殺された。レーテを政治制度とする試みは失敗したが、労働者の利益を擁護する経済制度としては、経営協議会Betriebsrteという形態で実現された。1950年代、東欧の社会主義国ポーランド、ハンガリー、旧ユーゴスラビアなどでは、労働者自治との関連でレーテが再検討されたが、60年代にはアメリカ、西欧の新左翼(ニュー・レフト)が直接民主主義を提唱し、レーテ論が論壇をにぎわせた。ソ連崩壊後の1990年代以降になると、これまで反動的とされ研究上でも無視されてきた農民レーテや市民レーテ(下からの労兵レーテとは異なり、上から組織された)にも視野を広げ、レーテ論の再検討が試みられている。[吉田輝夫]
『カール・コルシュ著、木村靖二訳『労働者評議会の思想的展開――レーテ運動と過渡期社会』(1979・批評社)』

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