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ロッコ ロッコ Rocco, Alfredo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロッコ
ロッコ
Rocco, Alfredo

[生]1875.9.9. ナポリ
[没]1935.8.28. ローマ
イタリアの法学者,政治家。強硬な国家主義者でファシズム全体主義国家の理論体系を構築した。ファシズム体制のもとで 1924~25年下院議長,25~32年法相となり,26年産業界と労働組合それぞれ単一化して,双方が唯一の合法組織として協調しあう,いわゆる協調組合組織法 (ロッコ法) を制定し,イタリアの経済界,労働界をファッショ化した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロッコ【Alfredo Rocco】

1875‐1935
イタリアの法学者,政治家。大学で法学を教え,最初急進党に所属,次いでナショナリスト協会に加わって第1次大戦前後のナショナリズム運動の指導的理論家となる。個人の存在に対して社会体の優位を説き,また市民的活動より生産的活動を重視して職能別組織(コルポラツィオーネ)を軸とした社会編成を構想した。このため個人主義自由主義を否定して国家権力の強化を唱えるとともに,資本家と労働者の階級闘争観を退け,両者が生産者概念のもとに単一の組合に組織される必要を訴えた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のロッコの言及

【ナショナリスト協会】より

…協会の指導メンバーはコラディーニフェデルツォーニ,マラビリア,コッポラらで,週刊誌《イデア・ナツィオナーレIdea Nazionale》を発刊してその主張を展開した。協会のプログラムは第3回大会(1914)で登場したロッコによって明確化され,自由主義の否定と国家機構の強化,経営者も労働者もともに生産者として単一の組合に所属し協同する社会体制の建設が打ち出された。第1次大戦前後を通じてナショナリズム運動は少数者の運動にとどまったが,協会は重工業界と密接な関係を保って政財界に強い影響を及ぼした。…

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