コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ローシー Rosi, Giovanni Vittorio

3件 の用語解説(ローシーの意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

ローシー Rosi, Giovanni Vittorio

1867-? イタリアの振付師,演出家。
1867年10月18日生まれ。大正元年(1912)帝国劇場歌劇部のオペラ指導者として来日し,「蝶々夫人」「魔笛」などの日本初演をおこなう。赤坂ローヤル館を創立してオペラを興行するが失敗,7年渡米して以後消息不明。門下生に石井漠,高田せい子,田谷力三ら。ローマ出身。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

ローシー【Giovanni Vittorio Rossi】

イタリア生れの舞踊家,オペラ演出家。生没年不詳。E.チェケッティ門下といわれる。ミラノスカラ座で踊ったが,その後イタリアのオペラ団に加わって,東南アジアなどを巡演。1901年以後はロンドンミュージック・ホール系のエンパイア劇場やアルハンブラ劇場で活躍した。1912‐16年日本の帝国劇場歌劇部(のち洋劇部と改称)で《魔笛》をはじめオッフェンバック《天国と地獄》などの演出を手がけた。帝劇解散後,赤坂のローヤル館でイタリア語によるマスカーニの《カバレリア・ルスチカーナ》,ロッシーニの《セビリャの理髪師》など本格的なオペラの演出をしたが,興行としては失敗した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ローシー
ろーしー
Giovanni Vittorio Rossi

生没年不詳。イタリア人のバレエ教師、振付師、オペラ演出家。ミラノに生まれる。スカラ座付属バレエ学校に学び、スカラ座に入団。1901年以降ロンドンのミュージック・ホールなどで振付師として活躍。12年(大正1)日本の帝国劇場の歌劇部教師として招かれて来日、オッフェンバックの『天国と地獄』などを上演した。生徒に田谷力三、石井漠(ばく)、高田雅夫(まさお)、高田せい子、清水金太郎、原信子(のぶこ)らがいた。帝劇の洋劇部(歌劇部改称)解散(1916)後、赤坂に「ローヤル館」を開場して『椿姫(つばきひめ)』などのオペラを上演したが失敗、18年に解散してアメリカへ渡ったが、その後の消息は不明。日本の洋舞界やオペラ界に大きな影響を与えた。[市川 雅]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のローシーの言及

【バレエ】より

…帝劇では何か新しいものを上演したいと考え,歌劇部を創設した。そしてロンドンからローシーという演出者兼舞踊振付師を迎えた。ローシーは12年来日,直ちに若い歌劇部員の養成に当たった。…

※「ローシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ローシーの関連キーワード浅草オペラオペラセリアオペラバッグオペラブッファペラごろオペラの怪人粟国安彦栗山昌良高田雅夫三谷礼二

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ローシーの関連情報