ローラ(その他表記)roller

翻訳|roller

デジタル大辞泉 「ローラ」の意味・読み・例文・類語

ローラ(LoRa)

無線通信技術LPWAの通信規格の一。米国フランス韓国などの半導体メーカーや通信事業者からなるLoRaアライアンスが策定。1ギガヘルツよりも低い周波数帯で、変調方式としてスペクトラム拡散を採用する。伝送距離は最大10キロメートル程度。日本でも各種IoT機器への利用が進められている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローラ」の意味・わかりやすい解説

ローラ
roller

ころともいう。車輪は人類最初の大発明といわれるが,その原型はローラで,転がり摩擦が滑り摩擦より小さいことを利用して小さい力で重い物を運ぶ。この減摩作用はボールまたはローラベアリングなどの軸受類やコンベヤ用ローラにいまも使われるが,現在は転圧,展伸,粉砕,混練などの作用のほうがより多く利用されている。 (1) ロードローラ 大型鉄製ローラを連結してエンジンで自走する。舗装下地の締め固めやアスファルト材の転圧用。 (2) 圧延ローラ 金属,合成樹脂などの材料展伸用。形状構造とも多様 (→圧延 ) 。 (3) ロールミル。 (4) 印刷用ローラ 小さいインキ塗りローラから大型の輪転機用まで,構造,形状とも多様。目的上表面はゴムなどの軟質材で被覆することが多い。ほかにも,遊戯具,塗装,食品製造などにローラを使うものは多い。

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デジタル大辞泉プラス 「ローラ」の解説

ローラ〔曲名〕

イギリスロックバンド、ザ・キンクスの曲。1970年に発表し、全英第2位・全米第9位を記録都会に出てきた少年がローラと名乗る女性と出会い、部屋へ行くと実は男性だったという内容。「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦」というコンセプト・アルバムの1曲目。原題《Lola》。

ローラ〔キャラクター〕

広島県福山市でおもに活動する地域キャラクター。バラの妖精。「ばらのまち 福山」のPRを行う。

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世界大百科事典(旧版)内のローラの言及

【シェルブールの雨傘】より

…バスビー・バークリー振付のレビュー映画からジーン・ケリーの《雨に唄えば》(1952)に至るハリウッドのミュージカル・コメディにあこがれ,このフランス映画の伝統にはないアメリカ的な〈おとぎばなしの映画的形式〉を追求し続け,港町を舞台に人生の出会いと別れを色彩豊かに描くことを夢みてきた〈映画詩人〉ジャック・ドゥミー(1931‐90)の名を一躍高からしめた。デビュー作《ローラ》(1960)は,メルビルやゴダールによって,〈珠玉の名編〉とたたえられたが,ドゥミーはこの作品を当初,音楽を担当した作曲家のミシェル・ルグランとともにカラーによるミュージカル映画として企画しながら果たせなかった。《シェルブールの雨傘》は,この作品の続編といえる。…

※「ローラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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