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ワスカラン山 ワスカランさん Nevado Huascarán

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワスカラン山
ワスカランさん
Nevado Huascarán

ペルー中部西寄り,アンデス山中のブランカ山脈にある山。アンカシュ県に属する。同国の最高峰で,標高 6768m。山頂に万年雪をいただく巨大な山峰で,登山家,観光客など訪れる者が多い。 1962年には融雪時のなだれで,山麓の村々で死者 3500人を出し,70年には地震に伴う地すべりにより 10村が壊滅,約2万人の死者を出し,20世紀最悪の自然災害の一つといわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ワスカラン‐さん【ワスカラン山】

Huascarán》ペルー中部、アンデス山脈ブランカ山群の山。標高6768メートルで同国の最高峰。熱帯地域で冠雪する山としては最も高い。氷河が多く、周辺一帯はワスカラン国立公園に指定されている。1985年、世界遺産自然遺産)に登録。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワスカラン山
わすからんさん
Nevado Huascarn

アメリカペルー・アンデスのブランカ山脈にある高峰。標高6768メートルで、ペルーの最高峰。南北に並ぶ二つの峰からなり、南峰のほうが高い。標高約5000メートル以上が氷雪に覆われているが、一部では4000メートル付近まで氷河が流下している。中生代の堆積(たいせき)岩に貫入した第三紀の花崗(かこう)岩類からなる。1970年5月31日の大地震の際、氷河の崩壊による土石流で山麓(さんろく)の町ユンガイが埋没し、3万5000人に上る死者を出した。北峰(6655メートル)は1908年アメリカのペック女史らにより、また南峰は32年にドイツ・オーストリア隊により初登頂された。[松本栄次]

世界遺産の登録

ワスカラン山を擁するブランカ山脈の国立公園が1985年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「ワスカラン国立公園」として世界遺産の自然遺産に登録された(世界自然遺産)。[編集部]

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