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ワンカヨ Huancayo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワンカヨ
Huancayo

ペルー中部,フニン県県都。首都リマの東約 200km,アンデス山脈中,アマゾン川水系マンタロ川の肥沃な河谷にあり,標高約 3260m。インカの交通路沿いに 1538年スペイン人が建設,植民地時代は鉱業・農業中心地として発展。現在アンデス中部の大商業中心地で,周辺に産する小麦,大麦,トウモロコシ,ジャガイモなどの農産物と,銅,銀,石炭などの鉱産物を集散し,ヒツジアルパカなどの毛織物の生産も行われる。毎週日曜日に開かれる大規模な定期市には,周辺一帯に住むインディオが農産物のほか,ラマやアルパカの毛でつくった敷物,毛布,陶器など多種にわたる商品を持って集る。国立セントロ・デル・ペルー大学 (1962) 所在地。リマと幹線道路,鉄道で連絡。人口 20万 7600 (1990推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワンカヨ【Huancayo】

ペルー中部,フニン県の県都。人口25万8209(1993)。アンデス山中の高原,マンタロ川の上流部にあり,標高3261m。インカ時代からの古い都市である。ペルー全土の小麦の40%を産出する肥沃な耕地の中心部にあり,小麦をはじめトウモロコシなどの農産物の集散地。毛織物,ビール,製粉,酪農製品などの工業がある。農村部から集まる原住民の日曜市が有名である。【田嶋 久】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワンカヨ
わんかよ
Huancayo

南アメリカ、ペルー中部、フニン州の州都。アンデス山脈の高原盆地の標高3300メートルに位置する。人口30万5039(1998)。インカ時代からの古い市場町で、先住民人口が多い。ペルーの小麦の約40%を産する肥沃(ひよく)な農業地域の中心部にある農産物の集散地で、特産物のラマ、アルパカの毛織物や、化繊の工場も多い。日曜市が有名で、さまざまな伝統的な工芸品、食料品、衣料品が取引される。[山本正三]

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