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三越劇場 みつこしげきじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三越劇場
みつこしげきじょう

東京都中央区日本橋室町の三越本店6階にある劇場。舞台は間口 12.6m,奥行 7.2m。客席数 543。 1928年「三越ホール」の名で設立された。邦楽や舞踊の会,講演会などがおもであったが,46年に再開されてからは,歌舞伎文楽新派新劇などにも力を入れる一方,「三越名人会」をつくり,伝統的な芸の保護育成にも努力した。 53年貸劇場になったが,75年3月から演劇の自主制作を再開し,新劇をはじめ商業演劇や歌舞伎を手がけている。また,80年4月呉服橋三越別館内に定員 366名の呉服橋三越劇場を開場。翌年4月に三越ロイヤル・シアターと改称し,83年2月まで演劇興行を行なったが 85年3月に映画専門館となり,89年5月に閉館した。

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デジタル大辞泉プラスの解説

三越劇場

東京都中央区にある劇場。1927年開館。座席数は約510席。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三越劇場
みつこしげきじょう

東京・日本橋三越本店内にある劇場。1927年(昭和2)4月に三越ホールの名で開場、温習会などに利用されていた。第二次世界大戦で都下の多くの劇場が焼失したのに伴い、46年(昭和21)12月、初世中村吉右衛門(きちえもん)一座の出演により劇場に転進、翌年三越劇場と改称、三越歌舞伎(かぶき)の名で、50年8月まで市川海老蔵(えびぞう)(11世市川団十郎)、中村芝翫(しかん)(6世中村歌右衛門(うたえもん))、中村もしほ(17世中村勘三郎)、大谷広太郎(4世中村雀右衛門(じゃくえもん))らが、研究修業を兼ねた若々しい意欲的な舞台を展開して劇界に新風をもたらした。以後、新劇公演が中心となったが、1949年12月から人形浄瑠璃(じょうるり)文楽座が分裂して結成された三和(みつわ)会に会場を提供し、定期公演を行ってその維持発展にも貢献した。53年から三越名人会ほか温習会の会場となったが、75年ふたたび劇場として復帰した。定員514名。[菊池 明]
『『三越劇場七十年史』(1999・三越劇場)』

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