不浄場(読み)フジョウバ

デジタル大辞泉 「不浄場」の意味・読み・例文・類語

ふじょう‐ば〔フジヤウ‐〕【不浄場】

けがれのある場所
便所かわや。
[類語](2便所化粧室洗面所手洗いトイレトイレットルームウオータークロゼットラバトリーレストルームWCかわや雪隠せっちん後架こうかはばか手水ちょうずお手水手水場不浄ご不浄分別所ふんべつどころ浄房便室閑所用場西浄せいちん東司とうす

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精選版 日本国語大辞典 「不浄場」の意味・読み・例文・類語

ふじょう‐ばフジャウ‥【不浄場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. けがれのある場所。けがらわしい所。
    1. [初出の実例]「首斬り場のあたり〈略〉『あすこはな、不浄場といってたが、悪い奴ばかりはゐないのだ』」(出典:旧聞日本橋(1935)〈長谷川時雨〉牢屋の原)
  3. 便所。かわや。
    1. [初出の実例]「往来で俄かに腹痛を催した私が、急いで傍にあった大きな建物の門をくぐって不浄場を借りようとすると」(出典:光と風と夢(1942)〈中島敦〉一六)

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