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後架 コウカ

デジタル大辞泉の解説

こう‐か【後架】

禅寺で、僧堂の後ろに架け渡して設けた洗面所。ごか
1のかたわらにあったところから》便所。ごか。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

こうか【後架】

〔「架」は棚の意〕
禅寺で、僧堂の後ろに設けた手洗い場。また、そのかたわらに便所もあったところから、便所のこと。ごか。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の後架の言及

【禅宗寺院建築】より

…法堂の背後には方丈あるいは客殿など,住持の住房や高位の客の接待所があり,自然地形を利用して庭園も設けられた。中心伽藍の東西には食堂(じきどう)や大炊殿(おおいどの)にあたる庫院,衆僧が座禅をする禅堂がおかれ,これらに付属して浴室や便所である東司,西浄,後架(こうか)などがあった。三門の脇には経蔵,鐘楼,鼓楼がおかれ,経蔵には内部に回転式の輪蔵(りんぞう)をもつものもあった。…

【便所】より

…幕末から明治初年にかけて来日した欧米人の残した記録には,日本の都市の清潔に感嘆しているものが少なくない。【野口 武徳】
【日本】
 便所には厠(かわや),閑所(かんじよ),雪隠(せつちん),後架(こうか),背屋,〈かど〉,〈ふろや〉,御不浄,〈はばかり〉など異称が多い。このうち,〈かわや〉は《日本書紀》にもみられる古い語で本居宣長の《玉勝間》ではその語義を水上で用便する原始的な水洗便所である河屋と解したが,これは東南アジア等で広くみられる形式であり,日本でもかつて山村の一部でみられたほかに《万葉集》でもうたわれている。…

※「後架」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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