衰運(読み)スイウン

精選版 日本国語大辞典 「衰運」の意味・読み・例文・類語

すい‐うん【衰運】

  1. 〘 名詞 〙 おとろえていく運命。衰亡に向かう気運時勢
    1. [初出の実例]「夫銭幣荒、纔以通用、遂衰運靡靡推移、将天有一レ当世耶」(出典:今書(1792頃)金穀)
    2. 「朕と汝と誓て衰運(スヰウン)を挽回し」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android