双性イオンともいう.分子内に酸性および塩基性の原子団をもっている両性電解質が溶液中で両原子団を同時に電離して生じる電気双極子のこと.アミノ酸,タンパク質などは適当な pH の水溶液中で両性イオンとなる.たとえばNH2-R-COOHで表されるアミノ酸は同時に電離すれば,NH3+-R-COO-の両性イオンとなる.両性イオンは分子全体としての電荷は0であるが,分子内の異なる部分に反対符号の電荷をもつため大きな電気双極子モーメントをもつことになり,無極性溶媒より極性溶媒によく溶ける.溶液中における両原子団の解離度は一般に異なる.溶液の pH を変えていくと,ある pH のとき,両原子団の電離度が等しくなり,この pH が等電点である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
「双性イオン」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...