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中山世譜 ちゅうざんせいふ

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百科事典マイペディアの解説

中山世譜【ちゅうざんせいふ】

琉球の正史。正巻14巻・附巻7巻。1701年蔡鐸(さいたく)らが《中山世鑑(せいかん)》を補訂・漢訳化し(蔡鐸本),1724年から翌年にかけてその子蔡温(さいおん)が大幅な改訂を加え,その後も史官の手で歴代追記がなされた(蔡温本)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうざんせいふ【中山世譜】

歴代国王の治世を記した琉球の史書。1701年蔡鐸(さいたく)らによって編集された後(蔡鐸本),1724年その子蔡温により大幅な改訂が加えられ,その後も史官の手で書きつがれた(蔡温本)。正巻14,付巻7よりなる。〈中山〉は琉球の別称,〈世譜〉は諸士の〈家譜〉に対する王家の系譜の意味。正巻は対中国関係,付巻は日本関係(島津氏,徳川幕府)と区別して記述する。琉球王国を代表する正史の一つである。原文は漢文。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中山世譜
ちゅうざんせいふ

琉球(りゅうきゅう)王国の正史(せいし)の一つ。1701年(元禄14)『中山世鑑(せいかん)』をもとに蔡鐸(さいたく)により漢文でほぼまとめられたが、1725年(享保10)その子蔡温(さいおん)の手で大幅な改訂が加えられた。前者を蔡鐸本、後者を蔡温本と称して区別するが、一般に『中山世譜』という場合は蔡温本をさす。蔡温本はその後も史官の手で書き継がれ全13巻、附巻七よりなる。「中山」は琉球の別称で、「世譜」は諸士の家譜に対する王家の記録を意味し、歴代国王の治世の概要を記している。沖縄歴史研究の根本史料の一つである。[高良倉吉]

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