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中部アフリカ関税経済同盟 ちゅうぶアフリカかんぜいけいざいどうめいUnion Douanière et Économique de l'Afrique Centrale; UDEAC

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中部アフリカ関税経済同盟
ちゅうぶアフリカかんぜいけいざいどうめい
Union Douanière et Économique de l'Afrique Centrale; UDEAC

1964年のブラザビル条約により 66年1月にカメルーン中央アフリカ共和国チャドコンゴ共和国ガボンの5ヵ国により設立された域内共同機関。その後赤道ギニアが加盟。域内の貿易を無関税とし,第三国からの輸入について共同の基本関税率を適用する (付加的関税率の適用は加盟各国の自由) ことのほか,加盟国間の開発計画の調整,共通の投資法の制定,実施,共同の融資基金の設立,加盟国国民の域内における移動の自由の保証,などをおもな役割としている。 74年には域内の経済統合を推進する方向が打出された。最高議決機関は国家元首会議であり,その下に加盟国の蔵相,経済相から成る諮問委員会,および事務総局 (中央アフリカ,バンギ市) がある。 81年 12月の首脳会議で,UDEAC6ヵ国にブルンジ,ルワンダ,サントーメ・プリンシペザイール (現コンゴ民主共和国) を加えた 10ヵ国による中部アフリカ諸国経済共同体 CEEACの創設を決定。 CEEACは 85年に活動を開始した。

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百科事典マイペディアの解説

中部アフリカ関税経済同盟【ちゅうぶアフリカかんぜいけいざいどうめい】

略称UDEAC。カメルーン,中央アフリカ共和国,コンゴ共和国,赤道ギニア,ガボン,チャドによる関税同盟。1964年設立。域内無関税,共通対外関税,共通投資政策基準,連帯基金といった制度をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中部アフリカ関税経済同盟
ちゅうぶあふりかかんぜいけいざいどうめい
Union Douanire et Economique de l'Afrique Centrale

略称UDEAC。1964年調印、66年に発効のブラザビル条約(74年改訂)に基づいて設立された関税同盟。本同盟は域内の産業調整、貿易障害の撤廃、外資導入のための投資法の調整を通じて、加盟国の経済開発を促進することを目的としている。共通通貨制度をとっており、また共通中央銀行に属している。最初はフランス系中部アフリカ諸国の中央アフリカ、コンゴ人民共和国(現コンゴ共和国)、カメルーン、ガボンの4か国で出発し、その後若干の出入りがあったが、これら4か国に加えて、チャド(1968年脱退、84年再加盟)、赤道ギニアが加盟している。
 1994年中部アフリカ経済通貨共同体(CEMAC)の創設が決定され、各国の経済面の政策の調整、財、労働の自由移動をベースとした統合の推進のための改組が進められつつある。[相原 光]

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