日本歴史地名大系 「丸隈山古墳」の解説
丸隈山古墳
まるくまやまこふん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福岡市西区周船寺(すせんじ)にある前方後円墳。復原全長約79.5メートル、後円部高さ7メートルを有し、円筒埴輪(はにわ)を出土する。後円部には前方部方向に開口する横穴式石室があり、現在の入口は補修したものである。石室は現存長3.9メートル、幅2.5メートル、天井までの高さ2.1メートルを有し、壁はすべて割石(わりいし)を小口(こぐち)積みに築く。石室の奥壁寄りに、1個の箱式石棺を板状石で縦に仕切り、二区にした棺が据えられている。すでに1629年(寛永6)に発掘され、現在仿製(ぼうせい)六獣鏡1、神獣鏡1、巴形(ともえがた)銅器1、勾玉(まがたま)2、管玉(くだたま)6、直刀2、鉄鏃(てつぞく)、ガラス小玉などが残る。伴出遺物との関係が明らかな初期横穴式石室墳として重視され、1928年(昭和3)国史跡に指定された。
[乙益重隆]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新