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乗合馬車 ノリアイバシャ

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デジタル大辞泉の解説

のりあい‐ばしゃ〔のりあひ‐〕【乗合馬車】

多人数がいっしょに乗る馬車。ふつう、一定の路線を一定の運賃をとって走った。→円太郎馬車
[補説]書名別項。→乗合馬車

のりあいばしゃ【乗合馬車】[書名]

中里恒子短編小説国際結婚テーマに女性の生き方を描く。昭和13年(1938)発表。同年、「日光室」とあわせ第8回芥川賞受賞。女性による芥川賞受賞は本作が初。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

のりあいばしゃ【乗合馬車 omnibus】

19世紀初頭のヨーロッパの都市において,重要な公共輸送機関として発達した,通常2頭立て4輪の馬車。現在の路線バスに相当する。ヨーロッパ諸語ではomnibusの語をあてるが,元来はラテン語で〈万人のために〉を意味し,乗合馬車の呼称としては19世紀初頭,フランスナントで採用された。また,この言葉からバスの語が派生した。 哲学者のパスカルが17世紀後半に入って最初に考案したといわれ,その計画は1662年にパリ市内で実現され,営業が認可された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内の乗合馬車の言及

【バス】より

…大量の人員を輸送することを目的とした乗合自動車。語源は乗合馬車を意味するオムニバスomnibusに由来する。道路交通法では,乗合自動車は,乗車定員11人以上の旅客運送用の普通自動車と規定しており,一般乗合バスと特定旅客バスに分けている。…

【駅馬車】より

…一定区間を定期的に走る公共用の乗合馬車。駅馬車の出現のためには,道路の改善と道路網の発達,馬車の車体の改良,旅行客の増加といった条件が必要であったが,すでに17世紀にはロンドンやパリで駅馬車が運行されていた。…

【馬車】より

…また99年にはF.deバソンピエールがフランスにイタリアから窓ガラス付きの馬車をもたらし,アンリ4世時代から馬車製造が保護され,ルイ13世,14世時代に四輪馬車が地方にまで普及していった。パスカルもアケhaquetといわれる二輪馬車を考案しているが,とくに6人乗りの乗合馬車を考案したことで知られる。ルイ14世のときには,N.ソバージュの考案による時間ぎめの辻馬車がパリに現れ,フィアクルと呼ばれた。…

【パスカル】より

…その最中,ポール・ロアイヤルの寄宿生であった彼の姪に奇跡が生じ,このできごとに神意を読みとった彼は奇跡の意味に関する考察を行うが,それはやがて自由思想家に対してキリスト教の真理を明らかにする《キリスト教護教論》の構想に転化した。晩年のパスカルは病気に悩まされながら,サイクロイドの求積問題を解決して微積分学の先駆的業績をあげたり,慈善事業の資金作りのためにパリに最初の乗合馬車の会社を設立するなどの活動も行ったが,主力は《護教論》の執筆に注いだ。しかし著述は完成せず,その準備ノートだけが残され,《パンセ》として死後出版された。…

※「乗合馬車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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