日本歴史地名大系 「亀津村」の解説
亀津村
かむいじむら
現徳之島町の南部に位置し、集落は海に臨む。のうち。琉球渡海日々記(旧記雑録)によれば、慶長一四年(一六〇九)三月の島津氏の進攻に際して、副将の肝付兼篤らを乗せた船は三月二一日に
正保琉球国絵図に「東間切之内かめつ村」とみえ、沿岸に諸村を結ぶ道が記されるほか、海岸部に「たつ口」「かくちな崎」「くらひの崎」がみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報