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人的資源 じんてきしげんhuman resources

翻訳|human resources

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人的資源
じんてきしげん
human resources

(1) 経営学では組織に投入され,利用される資源一つ。顧客・株主・取引先といった組織外部の資源と,従業員のように組織内部の資源とから構成される。非人的資源は一定であり意図したとおりに利用できるのに比べ,人的資源はさまざまの欲求をもつとともにその欲求は変動的であり,さらに要求や意思を所属する組織に反映させようとするため,組織に有利に作用することもあるし,不利に作用することもある。組織の機能を効果的に遂行していくには,人的資源をうまく管理・利用することが重要である。 (2) マンパワーともいい,社会学では教育を通じて開発される知識,技能,態度は経済成長に重要な貢献をするという命題を含意した概念をさす。この概念は 1960年代の先進国における人的能力政策の指導的な理念となり,それを量的にはかったり,予測したり,その果す効果を計算したりする方法も開発されてきた。

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デジタル大辞泉の解説

じんてき‐しげん【人的資源】

優れた研究員、よく教育・訓練された従業員、円滑に運営されている人的組織などを、他の物的資源と同じように生産資源の一つとしてとらえていう

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大辞林 第三版の解説

じんてきしげん【人的資源】

すぐれた研究員や熟練した労働者がもつ能力の経済的価値を、ほかの物的資源と同じように生産資源の一つとみなしていう語。ヒューマン-リソース。

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世界大百科事典内の人的資源の言及

【人的資本理論】より

…古典派経済学者の抱いていた人的資本の発想はその後の新古典派経済学の中では労働力の質の違いに還元されてしまい,分析枠組みからは捨象された。 人的資本の考え方が1950年代末以降あらためて脚光を浴び発展させられるようになった背景には,発展途上国援助等にからんで経済発展における教育と人的資源の役割が再認識されたこと,国際貿易の基礎条件である資源賦存状態の重要な要素として労働力の生産的資質が見直されたこと,公共経済学における費用‐便益分析手法が人的投資の収益率や投資決定の分析に応用されたこと,労働経済学における賃金構造,訓練,移動などの現象や労働力政策のあり方を解明する理論として注目されたこと,などが挙げられる。1960年代にはT.W.シュルツ,G.ベッカー,J.ミンサーらが続々と人的資本概念に基づいて教育投資,訓練,賃金構造などの新しい分析を試み,新しい教育の経済学,労働経済学の急速な発展をみた。…

※「人的資源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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