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人造肉 じんぞうにくartificial meat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人造肉
じんぞうにく
artificial meat

脱脂大豆から抽出された大豆蛋白や,微生物の生産する蛋白質を加工して組織状としたもの。そのまま食用とするのでなく,ソーセージかまぼこ混入される場合が多い。石油成分を用いて培養した微生物の蛋白質の利用も研究されているが,食用としては安全性の検討が残されている。

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百科事典マイペディアの解説

人造肉【じんぞうにく】

動物質以外の原料からつくられた,肉に似た味・舌ざわり・栄養等をもつ加工食品。ダイズコムギ等のタンパク質アルカリ処理して液状とし噴出させて繊維状としたものなどがあり,歯ごたえは肉に似ている。これに色素調味料香料結着剤等を加えて加工,肉類に似た形に仕上げる。多くはハム,ソーセージ,かまぼこ等に混入使用され,栄養価がありコレステロールを含まないことから病人食等によい。

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世界大百科事典 第2版の解説

じんぞうにく【人造肉】

植物などを原料として肉様に加工した食品。土地を用いず,工業の力で水や空気から食料を製造することは人類の長い間の夢であった。とくに,先進工業国の多くは自国で必要とする食料を自給できず,輸入に頼ることが多く,つねに技術開発の対象となってきた。この試みは,2回の世界大戦の主役となったドイツにおいて大きな発展を見た。すなわち,第1次世界大戦の直前に,空気中の窒素を固定しアンモニアにする技術が開発され,第2次世界大戦時には,このアンモニアと廃物であった廃糖蜜に酵母を殖やし,微生物タンパクを得る技術が開発され,人造肉の原料となるタンパク質の製造の目途が開けた。

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