伊予銀行(読み)いよぎんこう(英語表記)The Iyo Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「伊予銀行」の解説

伊予銀行

1878年創業。国内外に152店舗を展開する。2015年3月期の連結純利益は269億円。預金残高は5兆2817億円。海運分野に強固な顧客基盤を持ち、愛媛県船主の6割と取引がある。広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ瀬戸内しまなみ海道を活用したサイクリングの空撮動画を公開するなど、地域活性化にも力を入れている。

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百科事典マイペディア 「伊予銀行」の意味・わかりやすい解説

伊予銀行[株]【いよぎんこう】

愛媛県を中心に瀬戸内海沿岸を地盤とする地銀中位行。1878年に第二十九国立銀行が創業。1934年県下の2行と合併し,予州銀行に改称。〈一県一行主義政策に従い,1941年予州銀行・今治商業銀行・松山五十二銀行が合併して伊予合同銀行を設立し,県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。1951年現社名に改称。1992年来島どっくグループの東邦相互銀行を救済合併。日銀預金保険機構の低金利融資制度を初めて適用し,支援したことで知られる。本店松山市。2011年資本金209億円,2011年3月期経常収益1148億円。売上構成(%)は,中小企業等向け77,住宅・消費者向け21。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伊予銀行」の意味・わかりやすい解説

伊予銀行
いよぎんこう
The Iyo Bank, Ltd.

地方銀行。1941年今治商業銀行,松山五十二銀行,豫州銀行の合併により伊豫合同銀行として設立。1944年伊豫相互貯蓄銀行を合併。1951年伊豫銀行に改称。1960年外国為替業務,1985年公共債ディーリング業務を開始。1990年現社名に変更。1992年東邦相互銀行を合併。1999年富士貯蓄信用組合を合併。愛媛県を中心とする瀬戸内地方を地盤に地元密着型の堅実経営を行なう。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「伊予銀行」の解説

伊予銀行

正式社名「株式会社伊予銀行」。英文社名「The Iyo Bank, Ltd.」。銀行業。昭和16年(1941)「株式会社伊豫合同銀行」設立。同26年(1951)「株式会社伊豫銀行」に改称。平成2年(1990)現在の社名に変更。本店は松山市南堀端町。地方銀行。資金量は四国トップクラス。愛媛県中心に瀬戸内海沿岸に展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード8385。

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