日本歴史地名大系 「伊達家屋敷跡」の解説
伊達家屋敷跡
だてけやしきあと
現在の伊達市開拓記念館の敷地約一・七ヘクタールにあった屋敷。明治三年(一八七〇)仙台藩伊達氏一門で
仙台藩は明治維新の戊辰戦争の際、奥羽越列藩同盟を結成し、これを主導して新政府に反抗した罪を問われ、明治元年一二月に石高は六二万石から二八万石に削減された。新たに与えられた二八万石は旧領地中央部の五郡などで、仙北の各郡は没収されて下野宇都宮藩などが取締にあたった。仙南の五郡には、同盟軍に加わって賊軍とされた盛岡藩が、一三万石に減額されて転封を命ぜられた。この
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報