二つの惑星が合(ないし衝)から出発して,次の同じ合(ないし衝)になるまでの期間をいう。一つの惑星を地球にとった場合,正確にはもう一つの惑星と地球との会合周期というべきであるが,これを単に会合周期ということも多い。この場合,会合周期は地球から見て他の惑星の太陽に対する視位置が1循環する周期であり,月の場合の朔望月(さくぼうげつ)と同意義である。会合周期は,二つの惑星の公転周期が与えられれば容易に計算できる。すなわち,T1,T2を二つの惑星の公転周期とすれば1/T1,1/T2はそれぞれ二つの惑星が太陽のまわりを回る角速度に比例するので,会合周期Tは,1/T =|1/T1-1/T2|で与えられる。惑星の(地球との)会合周期は,水星が115.9日,金星583.9日,火星779.9日,木星398.9日,土星378.1日,天王星369.6日,海王星367.5日,冥王星(現在は準惑星に分類)366.7日である。
執筆者:湯浅 学
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惑星が地球に対して、合(ごう)から次の合、あるいは衝(しょう)から次の衝というように相対的位置が同じになるまでの平均周期。各惑星の会合周期は、水星115.9日、金星583.9日、火星779.9日、木星398.9日、土星378.1日、天王星369.6日、海王星367.5日となっている。ちなみに、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会において、それまでの惑星から準惑星のカテゴリーに入れられた冥王星(めいおうせい)の会合周期は366.7日である。
一般に惑星の公転周期P、地球の公転周期E、会合周期Cの間には1/C=1/E-1/Pの関係がある。
[村山定男]
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